ROLEX バブルバック

 

1931年、ロレックスは世界初の完全自動巻きモデルを開発しました。「パーペチュアル」と呼ばれるこの機構は手巻きムーブにプラスしてローターを搭載した為、それなりにケースに厚みがでてしまいました。結果、裏蓋には丸みを帯び、厚みがでました。この丸みがかった裏蓋タイプを「バブルバック」(泡のように盛り上がっているので)と呼びます。

 

このクラスになると、アンティークの部類になり中古市場相場がぐっとあがります(汗)1931年~1955年頃までのものを「バブルバック」と定義しています。部品交換等があると非常にパーツ入手が厳しいクラスです。お持ちのユーザー様、大切に、大切に・・・・願っております。

 

時計修理のカナルクラブ

オメガ、ロレックス修理の道具20

時計を修理するときのシート

BERGEON作業マット2746

250×350×2㎜の大きさ

裏は両面テープがついています。

柔らかすぎず、固すぎず、風防などが傷つきずらくなっています。

それと部品が落ちると音がす。気のせいかもしれませんが・・・

色がこれしか見たことがありません。それが残念。

机の天板も同じ色なので目に優しいのかもしれませ。

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OMEGA スピードマスタ-修理事例

オメガ スピードマスター 175.0042

今回のお預かり時はすぐに止まるという症状が気になっていたユーザー様。

オーバーホール代 + 部品交換(パッキン/切替車)調整 =44000円(税別)

油切れによる部品の摩耗が原因で時計が止まりやすくなっていました。油切れによってでる症状の多くは「遅れ」「持続時間が短くなった」「すぐ止まる」といったことが一番多い症状です。

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オメガ、ロレックス修理の道具19 番外編

オメガ、ロレックスには使わない精密ドライバー

一般の精密マイナスドライバーと何が違うのか?

先は交換できませんね。

なので先を加工すると違うものに使えなくなります。

それでも、しっかり固定されているので、そのぶん強く締めることができます。

先端の素材も精密ドライバーの方が丈夫そうです、つまり加工しずらそうです。

 

指に触れる側がフィットするようにはつくられていません。

ボルトでしっかり止めることが重要視されているようです。

BERGEON ドライバーのカラーの部分ややHOROTECドライバーのベヤリングのような緩衝材はありません。

その分力は伝わり易そうです。

 

専用の工具を沢山使う方もいますし、あなり揃えないですます職人もいますが、そこそこは専用工具はないと良い仕事はできないようですね。

掃除道具と比較するのも変かもしれませんが、そこそこ専用工具はあったほうがいいかも。と主婦はいいます。

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時代の流れに逆行している

機械式時計が好まれるしかけ

機械時計の人気は一向に落ちないばかりか、ますます人を惹きつけいています。そもそも今の時代になぜゼンマイ時計なのでしょう?値段は高いし、クォーツに比べれば時間は不正確。一体なぜなんでしょうか・・・・

 

電気を使わず、コンピュータ制御も、もちろん無し。全くもって世界の流れに逆行した世界であり、価値観です。そしてそれを喜んで買う人の数の多さ!全く不思議です。

他に機械でそんな世界があるでしょうか?自動車は電気というか、すでにコンピュータが内蔵されています。では自転車テニスラケット・包丁などはどうでしょうか?電気は使われていませんが、自分で動くことも有りませんね。人間が乗っている間だけ動いて、手に持って使いこなすものです。やはりコンピュータはおろか、電気を一切使わないでそれでいて自動的に動く物で、しかも同時に世界中の人の関心を集めているのは、何といっても機械式時計くらいのものでしょう。

 

なぜ時計だけが多くの人に受け入れられ、生き残っているのか?

おそらく電気、コンピュータを使えば何でも可能になるという感覚が我々にあるからです。それとは逆に電気も使わないで、正確に動くというのは、オートマタ(自動人形)に感じるものと同じ感覚もあるでしょう。つまり、不思議なんです。電気の力で(コンピュータの発達で)次々と新しいことが可能になっていく。その時代に我々人間の意識が少し着いていけないところがある。時代は急速に進化していく。

 

電気やコンピュータを使わない機械時計は、我々生身の人間としても自己投影できる物なのでしょう。最初は機械時計は便利な物な物でしたが、今は便利さは二の次になっています。時間を知るのに、もう時計は必要ありません。人間もそうです。人間に求められる進化は機械にできないものです。そして、機械時計にも同じことが求められています。

 

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ROLEX ミルガウス 116400GV

ROLEX 116400GV

ロレックスの中で唯一、耐磁性を備えたミルガウス。イナズマ針が目を引き、緑ガラスも特徴です。現在発売されているものは、写真のモデル116400GVです。ロレックスカラーの緑色のガラスのものだけです。この他、2007年~2015年で製造終了している透明なサファイア硝子モデル116400があります。ガラスの色が違う他、ガラス6時位置にあるロレックスマーク(透かし)が緑色の物には入っていません。(通常は2001年以降の製造品にはサファイア硝子6時位置にロレックスマークの透かしが入っています)ミルガウスは他のモデルケースに比べ、厚みがあります。磁気を遮断するための軟鉄製インナーケースがある為です。ムーブメント以外に、このパーツが内蔵されているものもミルガウスのみです。

カナルクラブでは、このグリーンガラスの入手は困難なものの、オーバーホールは喜んで受付させていただきます。

 

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ROLEX EXEPLORERⅡ 修理事例

若い世代からも人気が絶えないロレックス エクスプローラーⅡです。短針と長針が連動しないという不具合がでていました。この不具合には「日の裏車」と「短剣車送りバネ」の交換が必要となるケースが殆どです。

オーバーホール代(6桁) 20000円 + 部品交換(ゼンマイ/パッキン/短剣車送りバネ/日の裏車)=62000円 (税別)

この部品交換を防ぐ使い方としたら・・・GMTの針を送る時にはゆっくりと回していただくことをお勧めします。

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オメガ、ロレックス修理の道具19-C

時計用ドライバーの比較

左がHOROTECドライバー

右が旧BERGEONドライバーです。

 

HOROTECドライバーハは先旧BERGEONドライバーにくらべ細くなっており、先を交換できるようになっているネジの入り口が大きいです。

先の太さは同じなので入る穴の大きさも同じです。

HOROTECドライバーは旧BERGEONドライバーにくらべ指の腹をあてる部分が大きく、フィットするようにくぼんでいます。

2007年以降にBERGEONもHOROTECドライバーに似たものを作っています。

新BERGEONドライバーはこちら

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ブレスレットの汚れが凄い!続編

ブレスレットの洗浄

前回のブログ(https://canalclub.net/?p=1651&preview=true)の続きです。

本体から外したブレスレットを時計専用の溶剤につけて、さらに超音波にかけて様子を観察してみましょう。だいぶ、汚れが浮き溶けている様子がわかります。これは、手首が黒くなってしまうのも納得です。汚れは、果たしてどうなったか。

ブレスをよーく乾かして・・・っと。

駒の隙間の汚れもとれて、ブレスレットの色が明るくなった気がします。ポリッシュをしなくても、だいぶ綺麗になったと喜んでくれるユーザ様の声をよく耳にします。やはり、高級時計はもちろんのこと、大切なお時計を長く綺麗な状態でご使用していただけたらと願います。それは、時計内部の状態と外装の両方からの意味合いとして定期的なメンテナンスの必要性をお伝えしたいものです。

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