オメガ コンステレーション 12面カットダイアル

omega constellation

金色のコンステレーションはちょっと珍しいですね。また裏ブタにはこんな 天文台と☆のマークのコインが付いています。クロノメーターだからですね。以前は結構たくさん有った時計なんですがロンジン コンクエストのオートマチックにもこのように裏ブタにコインが貼り付けてありました。

ご記憶の方も多いかもしれません。ロンジンコンクエストの図柄は確か、☆と波だったと思います。裏ブタがネジ込み式で、防水性能も高かったのでしょう。表側だけでなく裏にも気を使う感覚は、うれしいですね。

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時計の老化現象 VOL.4

第三 サファイアガラス

最近はほとんどの時計がサファイアガラス仕様です。特徴としては硬度が高い為、めったなことではキズがつきません。また、透明度・耐熱性も圧倒的に優れています。

例えばオメガはプラスチック → ミネラルガラス → サファイアガラスと変化しましたが、ロレックス オイスターはプラスチック風防からダイレクトにサファイアガラスに変更になっています。防水性を重視するロレックスは、ミネラルガラスでは硬度がプラスチック製より高いため、逆に水圧で割れやすいと判断したのかもしれません。

ではこのサファイアガラスの老化とは?まず経年劣化は無しといって良いでしょう。キズはつきにくいし、透明度も落ちません。ただし、割れます。強いショック、例えば落下などで割れることがあります。また、ガラスのデザイン的に鋭角な部分があると欠けやすいとも言えます。例えば、ロレックスオイスターのガラスはサイド部分が欠けやすいです。眼で見てもほとんどわからないくらいの欠けが多いです。カケてしまったり、割れてしまったりする原因はぶつけてしまう、時計を落としてしまう、このあたりでしょう。つまりサファイアガラスの劣化(損傷)を防ぐには、これまた身もフタも無い話になりますが、“気を付ける”ということになってしまいます。実際、私も思わず腕をぶつけてしまった時には、一瞬ドキッ Σ(゚Д゚) としますが割れていないか、かけていないかを確認するくせがついています。思わぬ事故はあきらめるしかないですね。

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時計の老化現象 VOL.3

第二 ミネラルガラス

プラスチック製が主流だった時代の後にはミネラルガラスが使用されるようになりました。ミネラルガラスは硬度でいうとプラスチックより上なのでキズはつきにくくなります。

ミネラルガラスとはケイ酸、ホウ酸、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム等を主な成分とし、これらを溶かして非結晶状態で固めたものになります。無機ガラスという言い方もします。値段も比較的安価なガラスです。

当時は、相当ありがたいものだったでしょう。

 

 

この当時のオメガのクロノグラフは独特の味わいがあります。未来的というか、先進性があるというか・・・。その突出したデザイン性は、ミネラルガラスの効果とも言えます。このモデルはガラスがフラットですがプラスチック製では難しかったデザインだからです。このように、ミネラルガラスは加工しやすいという特徴も一つです。

しかし、ミネラルガラスもプラスチック風防ほどではありませんが、キズは付きます。小傷であれば、磨くことも可能ではあるのすが・・ミネラルガラスにはコーティングをかけてあるタイプのものもありますので、磨いたと同時にコーティング剤がはがれてしまいますので専門業者にお願いしましょう。

話がそれてしまったので本題に・・・時計の老化についてですが、やはりミネラルガラスでもぶつけたりしないように注意する。そして、どうしてもキズを付けたくないなら、アクシデントが起こる確率を下げるために使用頻度自体を低くするという身もフタもない結論になってしまいます。

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時計の老化現象 VOL.2

プラスチック風防 ミネラルガラス  サファイアガラス

“時計の老化現象”その2はいわゆるガラスです。お客さんの中にはカバーと呼ぶ方もいらっしゃいます。これは材質が主に3種類有ります。

・プラスチック風防

・ミネラルガラス

・サファイアガラス

 

■プラスチック風防

 

■ミネラルガラス

■サファイア硝子

 

どれも基本的に透明です。(最近のロレックスミルガウスなどはグリーンの色がかかっています)ガラスは時計を見るときに、まず眼にはいる部分です。というより、劣化が無ければ透明なのですが、割れやキズがあると文字盤と目の間にあるので気になるかもしれません。まずキズについて書きます。硬度からいうと、硬度は硬さのことです。硬度が高いほどキズはつき難くなります。硬度が低い方から並べると、プラスチック風防 →ミネラルガラス →サファイアガラスの順になります。これは時代別に並べた順と同じです。

つまり時計のガラスは常により高い硬度を求めてきたと言うことです。理由は先ほども言いましたが、キズが付きにくくするためです。その改善(材料の変化)はその都度成功してきました。

 

第一 プラスチック風防

それでは、その守り方について話します。プラスチック風防はとにかく硬度が低い(柔らかい)のでキズが付きやすいです。だからぶつけたり、プラスチック面を下にして置かないなどが効果があるわけですが、日常そんなに神経質でいられるわけもなく、やはりキズはついてしまうでしょう。

プラスチック製の場合、普通の使い方なら使用頻度に比例してキズは多くなります。外見上のキズは別に気にしなければ良いのですが、もし気になるなら交換ですね。プラスチック製は通常、ミネラルガラス・サファイアガラスに比べて安価です。ただ、昔の話で言うと、ガラスからプラスチック製に変わる時期がありました。そのころのガラスはとにかく、脆くてすぐにパリパリ割れてしまうようなものです。それに比べればプラスチック製は弾力があり、割れにくいものだったんですね。

割れることに比べればキズは気にしない、そういう時代でした。その時代のプラスチック製風防の広告文には「Unbreakable glass」と表記してあります。つまり壊れないガラスということです。キズはつくが割れにくいということですね。

 

オメガスピードマスターファーストレプリカなどは今でもプラスチック風防仕様です。

オールドオメガスピードマスター、ロレックスのオールドタイプ、リファレンスナンバー4桁など(5桁の一部もプラスチック風防ですが)中古市場でも、サファイアガラスタイプよりプラスチック風防仕様の方が人気があるという現象も現れています。他の人気モデルでいうと、全てオールドタイプですが、インターナショナル(iwc)のオールドタイプも人気があります。

 

ところでこのブログでは、時計の老化の防ぎ方について書くのが趣旨でしたね(*^-^*)プラスチック風防は先ほども書きましたが、非常い硬度が低いので、すぐにキズが付きます。おそらくどんなに気を付けても、キズはついてしまうでしょう。

ということで・・・対策としては使用頻度を低くすること!!

これにつきます。ただ、小キズが付くのは当たり前ですし、気にしないのが得策でしょう。それなりのアジとして愛着を持って頂くのもお勧めです。

 

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ゼニス  エル・プリメロ フライバック

世界初 オートマクロノグラフムーブメント=エル・プリメロ

ゼニスといえば、世界初にしてオートマクロノグラフムーブのエル・プリメロです。ゼニスがモバードとコラボして開発した、高精度なクロノグラフムーブメントです。時計に興味があって、なんらかの時計雑誌などを見ていると、このエル・プリメロというワードを目にしたことがあるでしょう。1969年に誕生するも1970年のクオーツ時代の到来により、翌年に生産中止。しかし、このエル・プリメロのハイビート(回転数36000振動/時)で高精度なムーブメントは時計業界に必要とされ、1984年には生産を再開。他社への供給がスタートしました。有名なのはロレックスもこのエルプリメロを採用していたことです。デイトナ16520はこのエルプリメロをロレックスがチューンアップしたCAL4030を搭載しています。

フライバックとは

お預かりのゼニスはエル・プリメロのフライバックです。フライバックて・・・通常、クロノグラフの時計はストップウォッチ機能を使う時、2時位置のボタンでスタート→ストップ→4時位置のボタンでリセットをかけます。この使い方を誤ると(作動中のストップウォッチを止める前にリセットを突然にかける)動作不良や部品不良に繋がるケースがありますのでご注意を!

ところが、フライバック機能がついていると、2時ボタンでスタート→そのまま4時ボタンを押すとリセットと同時に瞬時に次の計測がスタートできます。これにより2つの経過タイムを同時に測定したり、中間タイムの読み取りが可能になります。

 

ご依頼の時計は振ると異音がするとのことでした。

オーバーホール(フライバック)35000円 + 部品交換(パッキン/切替車/香箱一式/カレンダーバネ/プッシュボタン) =81000円(税別)

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時計の老化現象 VOL.1

文字盤 針

時計の劣化について6回に分けて書いていきます。まず文字盤や針についてです。アンティークショップに行くと、文字盤や針が変色したり腐食したりしている時計に出会えます。これらのいくつかは、変色が味に感じられますが、 いくつかは欠点と感じるでしょう。この2つは時計の外装部品の中では最も繊細な作りをしています。(時計ではムーブメント以外の部分を外装部品といいます)

両方とも金属部分がピカピカに鏡面仕上げされていたり,色は良いもののキズ付きやすい塗料が剥き出しで塗布されています。そして夜光塗料付きのものは、まずここが変色します。だいたい、悪い環境で急激に変色した場合、色や表面の変化が急激で、「何があったのだろう?」と思ってしまうでしょう。

実際、何かが起こったケースが大半です。それに比べ徐々に老化が進んだ場合は色、表面の状態の変化も柔らかいもので、良い年の取り方をしていると感じます。再販の際にも評価はマイナスになり難いでしょう。

 

ここでは、“急激な劣化”をしない方法を書くことにします。

 

文字盤・針の急激な劣化は多くの水が原因

そうです!!とにかく水分です!水分が侵入する原因は、

1規定以上の水圧がかかった

2リューズなどの閉め忘れ

3ゴムパッキンの劣化、

4裏ブタの腐食

5ガラスの割れ

等が考えられます。

3,4,5については全てメンテナンス時の防水テストで発覚します。ただ、1,2についてはオーナーに理解していただき気を付けてもらうしかありませんが。それではこれらすべてが合格なら変色などは起こらないのか?実は起こります。

時計の中には空気が存在しますが、それは我々が生活している環境と同じものであること、そして、時計の防水性能は完璧ではないことが原因です。

 

では時計を洗濯機などに入れてしまった場合どうするか?(ロレックスやオメガシーマスターでも水が浸入してしまうケースがあります)こういうときはなるべく早くオーバーホールするしかありません。間に合えば変色は免れます(-。-;

 

 緩やかに老化させるには・・・

時計内部にもともとある水分だけですと緩やかな老化をするはずです。パッキンの劣化を時間で考える(有効なのは最大で5年まで)ということは最低でも5年までのメンテナンスが必要ということになります。3年から4年ですが

 

汚れは特にリューズの内側、ボタンの内側、更には裏ブタの内側を腐食させます。このような部品が劣化すると、もちろん防水性能は落ちます。つまりここでもメンテナンス=オーバーホールの重要性がご理解いただけるでしょう。よほど使用頻度が少ない場合を除いて、日常使用に耐える状態にしておくためにも超長期間、時計を良い状態で維持していくためにもメンテナンス=オーバーホールは必要です。

 

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時計と磁気について

時計に不具合がでた時、修理店(我々も修理店なんですけどね・・・)に修理を依頼すると『磁気帯び』が原因ですねって言われた方いらっしゃると思います。実は、磁気と時計の関係は水、汗と同様に時計にとってとても注意が必要なことなんです。そんなの知ってるよ~って方も、今後の磁気に対する対策やケア等の為に参考までにお読みいただけると、ありがたいです。←実際、本当に磁気は目に見えないだけ、とても厄介なものなので。

現代社会の中で私たちの身の回りには数多くの電化製品があります。パソコン、携帯電話、家電製品等など、あげたらきりがないほどです。そういった電化製品すべての物から発している磁気、毎日うけることで「進み」「遅れ」「止まり」等の異常が発生します。時計内部にある金属部品が磁石化してしまうのですが、初期の磁気帯びであれば、店頭等にお持ち込みされたユーザー様のお時計に関しましてはその場で脱磁機にかけて、すぐに正常な状態に戻すことができます。しかし、気づかずうちに毎日の蓄積で滞留した磁気は、限界迄いくと、脱磁機では抜ききることは難しくなり、全てを分解して、内部の部品のひとつひとつ脱磁し、再度オーバーホールをしなくてはなりません。これは、機械式時計もクオーツ時計も同様です。

磁気は目に見えるものではないので、どこでどのタイミングで磁気が入ってしまったかを特定することは不可能ですが、日頃よりご自身で気をつけて頂くだけでも充分効果的かと思います。

1.パソコン、テレビなどのそばに置きっ放しにしない→10センチ以上間隔をあければ、セーフです。

2.電気カーペットのスイッチ付近に時計をしたまま横になったりしない。

3.女性の方は特にバックなどのマグネットを使用して、開け閉めするものにかざさない。

4.肩こり防止などの磁気を利用した健康グッズ(ブレスレットやネックレス)と接触させない

5.携帯電話に近づけない

生活品で出ている磁気には、10センチ以上離しておけば、心配はまずいらないでしよう。

 

もし、磁気がご心配な方はお気軽にカナルクラブ店舗にお寄りください。即時に脱磁をさせていただきます。

 

 

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オメガ、ロレックス修理の道具25

腕時計用 プラスチック製押へ棒 BERGON No7010 

クオーツ時計(電池時計)などでショートするのを防ぐために使っていす。

先細の方と

先が平らな方があります。

用途によってくびれの部分で切れるようにもなっています。

クオーツ時計の電池交換の際に、電池や電池の抑え金具を固定しなければなら

ない時や、傷つけたくない場所では、両端を使い分けて使用しています。

傷つけない程度に硬いのですぐ削れたり、変形したりせず長く使えます。

 

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