オメガ、ロレックス修理の道具15-A

腕時計を見る道具

BERGEONキズミ4422

ルーペともいわれる道具です。

BERGEONのキズミは倍率が3倍、4倍、5倍、6.5倍と用意されています。

しかしそれがキズミに書いてある数字とイコールでないんです。

書かれているキズミの数字で10を割った数字が倍率になります。

例えばキズミに2とあれば10を2で割った数字ですので、5倍となります。

つまりキズミに記載の数字が小さいほど倍率が高いというこおとです。

このキズミの穴は、最初からあるのではなく曇り止めように開けたものです。大きさは決まっていず好みです。がプラスチック製ですので割れないよう気をつけなければなりません。

それとこのBERGEOのキズミはプラスチック製ですので割れますが、10年ちかく使う方もいます。

道具は使う人により寿命が違いますね。

時計修理のカナルクラブ

 

 

 

 

時計は動かし続けるのが良いのか?

時計の使用頻度

時計は常に動かしておく方が良いと思っている方がいらっしゃいます。

しかし・・・・・(。´・ω・)?

■油が劣化したあと(オーバーホール後3から4年)、時計を動かしていると部品が少しづつですが摩耗します。⇒ワインダーマシーン等に入れて無理に時計を動かしていらっしゃいませんか?

■ゴムパッキンが劣化すると防水性が低下するので、強化防水時計でも水が浸入し、水に浸けないでも夏の汗が侵入します。⇒防水時計という安心からお湯等につけていませんか?

■また防水性とは別の話として、汗がステンレスに与える悪影響について言えば、汗をかけばかくほどその影響は大きくなります。⇒汗、水にぬれたまま放置していませんか?

つまり・・・・・Σ(゚Д゚)夏の使用頻度が高くなればなるほどダメージは大きくなります。これは汗に含まれる脂分により、特にリューズ内側、ボタン内側が腐食するからです。また、長い目で見ると裏ブタ内側も腐食します。

 

このように毎日使うというのは、その方の使用条件にもよりますが時計にとっては大きな負担です。(靴等も毎日同じものを履くよりか、翌日は乾かせて休ませるのが長く履けるコツだそうですね)

ただ、定期メンテナンス(3年~4年)をすれば大きな損傷は防げるはずですよ。

時計修理のカナルクラブ

 

オーナーが守るべき部品

オーナーが守ることができる高額内装パーツ

時計の外装部品、リューズ、ボタンなどの守り方については何度も書きましたが、時計内部の高額部品も日常の生活の中でオーナーの方が守れるものがあります。オーナーの方が意識的に守ることができる高額部品です。それはローターという部品の中心部のローター芯です。

 

 

 

オートマチック時計のゼンマイを巻くために時計内でクルクル回っている部品があります。アレがローターで(写真上)、その中心部分がローター芯(写真下)です。ローター芯は細い棒なので、ショックに弱く、時計を腕に着けたままゴルフなどをなさると傷みます。また、時計を振ってゼンマイを巻くクセのある方に特に部品に注してある油が劣化した後、芯が摩耗してしまいます。

 

ローター芯の守り方

・ゼンマイを巻くときは時計を振ってではなく、リューズを回して巻く

・ゴルフやテニスの際には時計を外す(スポーツ時には外すってことです)

・もちろんぶつけたり、落下は厳禁

 

早速、オーナー様、意識してみて下さい。

 

時計修理のカナルクラブ

 

オメガ、ロレックス修理の道具13-番外編

滑り止めマット

BERGEON(ベルジョン)防水時計側開閉器

のような重たい道具を使う場合は必ず固定しないと力が逃げてしまいので必須です。

シートを使うより矢印の所をネジで固定する方が良いですね。

裏蓋を開けるときは側開閉器が一緒に回って開きませんし、滑って裏蓋に傷をつけます。

裏蓋を開けるのも専用の道具だけでなくいろいろな道具が必要です。

以上

 

オメガ、ロレックス修理の道具13-B

腕時計のスクリュー式の裏蓋を開ける道具

BERGEON(ベルジョン)防水時計側開閉器

矢印はオメガスピードマスター裏蓋用のアダプターです。

正面のネジを使って爪の形も色々あり交換できるようになっています。

横のネジは幅を決めるものです。

オメガシーマスター裏蓋用のアダプターです。

ロレックス裏蓋用アダプターです。ワンタッチで交換できます。

 

時計をしっかり支えることも重要です。それは次回

時計修理のカナルクラブ

 

オメガ、ロレックス修理の道具14

明工舎MKSバネ棒外し

腕時計の駒を外す道具

左側がバネ棒につばが付いているタイプ用

オメガデヴィルツバ付きバネ棒

右側はケースの外からバネ棒が見える穴が開いているタイプ(アンティークのロレックス)やバンドの駒を外すために使用します。

ロレックス リファレンス14000

先端の黒い部分は折れたり曲がったりするので交換ができるようになっています。

あまりに丈夫だとかえって時計を深く傷をつける可能性があるからとも思います。傷をつけないわけではないですが時計が壊れる前に道具が壊れてくれるという感じですか。

上が新品で、下が使われているものです。

左側は先が折れずらくなるように短くなっています。予め切っておきます。右側はハンマーでたたいているので台形が少し低くなっています。

ロレックスのオールドはバネ棒が錆もしかり、汚れで取りずらいことが多々あります。

2005~2007年のカタログにはMKSバネ棒用工具は380円、交換用先端は120円、150円と記載がありました。今は?

道具も大切に使いましょう。

以上

 

 

オメガ、ロレックス修理の道具13-A

腕時計のスクリュー式の裏蓋を開ける道具

BERGEON(ベルジョン)防水時計側開閉器

オメガスピードマスター、オメガシーマスター、ロレックスなどなどスクリューパック式の裏蓋にはベルジョンの防水時計側開閉器をつかいます。特に固く閉まってしまった場合など効果を発揮します。

ただしベルトを外さないと使えません。

正面

後面

弱い力でも正確にしっかりしめられます。

 

時計修理のカナルクラブ

 

オメガ シーマスター 修理事例

オメガ シーマスター  自動巻

購入より20年 初オーバーホール

基本オーバーホール代金 16000円 + 2番車/3番車/4番車/パッキン/ゼンマイ + 調整 = 42000円

今回は時計が完全に止まってしまったことで、修理依頼をお受け致しました。ゼンマイが切れていたことはもちろんのこと、歯車はオイル切れによる摩滅の為、交換が必要です。

 

時計修理のカナルクラブ

 

 

ROLEX 結露発生 修理事例

 ROLEX  オイスターパーペチュアル  67483

前回4年前 他社にてオーバーホール実施

今回は結露等の症状が出たためご依頼

オーバーホール + パッキン/ゼンマイ/調整  =39000円

時計内部には完全に水分が入りましたので文字盤等には腐食変色の後遺症が残ってしまっています。

 

時計修理のカナルクラブ